塗装における素地調整のコツ

塗装塗装における素地調整のコツについてのお話です。養生・旧塗膜のはく離・パテ付けです。養生は、 汚してはいけない場所、および塗料を塗装しない箇所を覆う作業を養生、またはマスキングと言います。養生作業のポイントを以下に示します。オーバーマスキングをしないこと。塗装後、指触乾燥になったらはがすこと。
旧塗膜のはく離です。はく離剤による方法です。はく離剤はペイントリムーバー、あるいはリムーバーとも言います。航空機では定期的に機体に亀裂や異常がないかを調べるために塗膜をはがす必要があります航空機用塗料の規格にリムーバーで塗膜が30分以内にはがれることが義務づけられています。フィルム状に塗膜をはがすには、リムーバーの塗付により塗膜が膨潤する必要があります。塗膜を膨潤させる薬剤には、アルカリ性物質か溶剤がありますが、溶剤タイプのリムーバーが圧倒的に多く使用されています。リムーバーの構成成分とそれらの機能を示します。
溶剤が速く揮発したり、流れ出してはいけないので溶剤の蒸発を抑えるパラフィンワックスや粘度を高めるゼリー状物質が配合されています。はく離後にワックスが残っていると、付着や乾燥不良を招きますので、使用後は水洗による除去をしっかり行うことが必要です。また、作業時は手袋・保護めがね・マスクを着用し、直接、皮膚に付着しないよう、安全作業に心がけることが必要です。

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