自然を使ったアジアのトイレ

トイレ人間は水のないところには住めない。逆に近くに川があれば暮らすにはとても良い場所ということになる。川はきれいな水は飲み水になるし、きたないものは流していってくれる。そういうわけで川にトイレを作るのはごく自然のことだといえる。東南アジアからインドにかけては、川と人々の暮らしとの関わりが深く、トイレも川を利用したものが主流だった。

その中でも最も原始的で簡単なものが、川の中にジャブジャブ入ってするというやり方で、現代でもインドネシアなどではこの方法を使っている地域もある。バングラディシュには川の中に入らずに済むように、川の上に竹の棒を渡して、その上からするというトイレがある。もっとトイレらしい形をしたものとなると、ボルネオ島で今でも見られるトイレだろう。川の上のイカダにトイレを建てたものだ。また、タイには水上家屋というものがある。これはロープで繋がったイカダの上に家を建てたものだが、隅にトイレの穴が空いているそうだ。

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