京都で見つけた石畳の道

石畳京都へは何度も行っていたが、祇園の裏に石畳の小路があることは知らなかった。聞いた話によると、その昔に市電に敷石として使われていた石が再利用されているということであった。京都の街にアスファルトの道は似合わない。非常にセンスのある再利用だと思われる。しかしながらちょっと気になったのが、石畳の前はどんな道だったのかということだ。石が何時敷かれたのかは知らないが、敷かれる前はどんな道であったのか興味がわいた。

市電の石を再利用しているわけであるから、少なくとも祇園あたりを闊歩していたと思われる幕末の志士は、その石畳の上を歩いてはいないだろう。おそらく当時は土の道であったに違いない。そんなことを考えながら京都の裏通りを歩くのは非常に楽しいものである。道ひとつとっても様々な人が歩いたはずである。時代時代によって姿は変えるだろうが、どんな人が歩いたのだろうと想像をめぐらせながら、京の夕暮れを歩いたのは先週のことだ。

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