エコで質素でも夢があった江戸の生活

エコエコで質素な江戸の庶民の生活でしたが、もちろん人々は夢をもっていました。夢は充実した生活をおくるための要素の一つです。これは時代を超えた共通項であるといえます。
江戸の人々は飯を腹いっぱい食べられればそれで満足というエコでささやかな価値観を持ちながらも一方でうまいものを腹いっぱい食べたい、綺麗な着物をたくさん手に入れたいという欲、つまり夢を抱えていました。江戸時代は身分社会で、庶民に上を目指す余裕などなかったと思われがちですが、実はそうでもなかった。
江戸で一攫千金を当ててやると地方から威勢良く出てきて住み着く者もたくさんいました。仮に大成功を収めなくとも、江戸にはいろいろは仕事があったので移住者が何とか生計を立てるぐらいのことは可能でした。千金への挑み方は人それぞれでしたが未来の夢が今日の活力になっていたことは間違いありません。簡単に棚からぼたもち派が狙うのは自社が修繕費などを集めるために主催した宝くじでした。エコな中にもささやかな希望で充実した生活を送っていたのですね。

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