斬新的なアイデアを盛り込んだスペースシャトル

2011年に退いたスペースシャトルですが、宇宙開発を行う上でとても斬新的なアイデアを盛り込んだ機体だったと思います。それまでのロケットと言えば旧ソビエトが開発したヴォストークから始まり現在もまだ使用されているソューズの様に束ね式のロケットブースターやアメリカが開発したマーキュリーからアポロ計画でも採用されたサターンロケットでも使用された多段式のロケットブースターで全てが使い捨てとなりコストが掛かるという事で開発されたのがスペースシャトルでした。

使い捨てとなる部分は打ち上げ時に使用される外側の燃料タンク部分のみで左右に取り付けられてた補助ブースターも後に回収して再利用するなどとても革新的なアイデアでした。しかしコストを下げる目的で何度も使用可能な機体を作ったのですが、一回のフライトで機体に貼られている耐熱タイルを張替えなければならず、思った以上にコストがかさんでしまいました。2003年のフライトではこのタイルが原因で大気圏再突入時に機体が破損してしまい大きな事故を起こしてしまい搭乗員全員が亡くなってしまうという痛ましい事故が起きてしまいました。これがきっかけになったかは分かりませんが、コストの面から見ても今までの様な使い捨てのロケットの方がコストが低く抑えれるということになり、スペースシャトルの運用は終了したのです。

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